侘蔵の家作り

シックハウスの主な原因は、集成材などに使われる接着剤です。
また室内のカビが、喘息の要因になることもあります。

シックハウスの心配なく、喘息を和らげる家を作るためには、家に使われる木材選びが大事。
そのために侘蔵では、夢ハウスの無垢材を使ってます。
このページでは「夢ハウス」のデータも用いながら、シックハウス対策や、喘息になりづらい家作りについてご案内します。


だから安全な無垢材を、低コストでご提供

より良い木材選びのため、侘蔵は「夢ハウス」のパートナーとなっています。


「侘蔵の家は、化学物質が少ない」と言える
4つの理由


化学物質が少ない理由1
ホルムアルデヒド気中濃度が、一般住宅と比べて81%減


一般的な住宅会社で使われる「新建材」を使わずに家を建てると、ホルムアルデヒド気中濃度が大きく下がったというデータがあります。
ホルムアルデヒド気中濃度の低下に貢献してるのは、夢ハウスの無垢材です。
厚生労働省の指針値(次世代省エネ基準住宅)と比べても、5分の1に下がっているのです。
このデータは大学の研究室で、監修してもらったデータです。


監修:福岡大学 須貝研究室
計測器具:ホルムアルデヒド検知器
(理研計器(株)製FP-30、0.005〜0.400ppm、ポンプ吸引式・試験紙光電光度法、厚生労働省認定品(指定番号1501))




化学物質が少ない理由2
内装材に使うのは100%無垢材
集成材の使用は0だから


侘蔵では、内装材には「100%無垢材」で家を建てることを、推奨しています。
シックハウスになってしまうのは、内装材に化学物質が含まれているからです。
化学物質を含まない無垢材だけで家を作れば、シックハウスの心配を大きく下げられます。

また喘息の原因となるカビも、無垢材で抑制できます。
内装材に使う無垢材は、含水率が10%以下なのでカビが発生する環境になりづらいのです。
くわしくは「カビが心配! 結露は大丈夫?」ページへ →

※予算の都合や、施主様の希望で無垢材を使わない場合はあります



化学物質が少ない理由3
ホルムアルデヒド吸収分解ボードを使うから


壁紙の下地にはホルムアルデヒドを吸収し分解する「ハイスクリーンボード」を施行。
合板等から放出されるわずかなアルデヒドも除去することができます。
室内の空気をきれいに保ち、ずっと木の香りが漂う、健康な空間にします。



化学物質が少ない理由4
石油化学製品使わないから


一般的な住宅メーカーと、比べてみてください。
多くの会社では「新建材」と呼ばれる木材を、室内にも使います。
新建材は石油化学製品が含まれているので、シックハウスの要因の1つになりえます。
新建材ではなく無垢材で家を作れば、この心配はなくなります。


実際にあった

侘蔵のシックハウス改善エピソード

高齢の施主さんが、近所の大工さんに相談しリフォーム

高齢の施主さんは、侘蔵ではなく別の大工さんに相談されていました。
大工さんから「材料が余ったので」と言われ、本来は外壁に使う材料を、部屋内の壁に貼ってもらいます。
部屋内の壁が綺麗になって、施主さんは喜んでいたそうです。

しかし半年ほど経って、施主さんの体調が悪くなります
施主さんは、特に思い当たる原因がなかったので
「もしかしてリフォームのときの材料が原因だったのでは?」
と思い至ります。

このタイミングで、侘蔵にご相談を頂いたのです。
侘蔵からは、シックハウスが懸念される壁をいちど剥がして無垢の板を張りましょう、とご提案。
実際に無垢の板を施行したところ、お客様から体調が改善されたという連絡をいただき、ほっとしました。

侘蔵は医者ではないので、100%それがシックハウスの原因だったと断言することはできませんが、やはり化学物質が人に与える影響は強いんだな・・・と感じた施工でした。
※写真はイメージです


カビの増殖がアトピー・喘息の原因


湿度の違いがカビ菌を繁殖させることを証明する実験を、行いました。
「新建材の部屋」と「無垢材の部屋」を模した「仮想の部屋」をそれぞれ用意。
食パンを一切れずと入れ、経過観察します。

10日後には、新建材の部屋の食パンにだけカビが繁殖しました。
湿度の高い部屋はカビ菌を繁殖させ、その死骸や粉が飛散し、吸入することで人体にアレルギー反応を起こすのです。
無垢材が持つ調湿作用がカビ菌の繁殖を抑制し、アトピー・喘息を緩和させる効果があります。
無垢材の物本生と調湿作用が健康に住まう大きな要因となっているのです。


シックハウス対策のための規制導入建築基準法改正

ホルムアルデヒドの健康被害
新建材(集成材)などの接着剤に含まれるホルムアルデヒドの影響で、目や喉が痛くなる症状がシックハウス症です。
ひどい場合には呼吸困難など、深刻な状態に至る場合もあります。
このシックハウスが、社会的な問題になった事件をご存知でしょうか?


園児への健康対策が、逆にシックハウス症を招いた


子供たちの健康を考え、木造に建て替えた関東のある幼稚園がありました。
そこで園児たちが次々と頭痛・めまい・喘息・アトピーなどの症状に見舞われました。
不審に思った園長は、政府機関とともに調査を実行。
結果的に、当時推奨されていた集成材から過剰なホルムアルデヒドが検出されたことがわかりました。
その後、全国的に同じようなケースが一般住宅にも確認されました。
こういった症状を「シックハウス症候群」と呼ぶようになったのです。
木造が悪いのではなく、問題は集成材にあったということです。



無垢材の家は、インフルエンザの繁殖も抑制します


インフルエンザに関する小学校の調査があります。
木造の校舎と、鉄筋コンクリートの校舎における、児童のインフルエンザによる学級閉鎖数を比較しました。
すると木造校舎の学級閉鎖数は、コンクリート校舎の2分の1以下という結果が出ました。
木造の利点は主に2つあります。素材自体の断熱性能によって「冷輻射」を防ぐことと、調湿作用があることです。
ウィルスが好む「冷えひえ」や「じめじめ」を抑制することが、ウィルスの感染も防ぐ結果と言えるでしょう。

出展:(財)日本木造住宅・木材技術センター「1993年度木造校舎の教育的効果調査報告書」


24時間換気にも落とし穴


2003年に制定された「シックハウス法」では24時間換気を義務化。(2時間に1度)
しかし「換気のしすぎ」により、冷暖房効率が激減した住宅も出てきました。
光熱費が跳ね上がる結果になったということです。
最良の解決策は、安心な建材を使うこと。
無垢材を使った家なら、換気の問題も安心です。
家族の健康には、建材選びが重要なポイントでしょう。


POINT

化学物質が少ない根拠は?

安心な建材を使うから

1.ホルムアルデヒド気中濃度が81%減
2.集成材の使用はゼロ
3.ホルムアルデヒド吸収分解ボード
4.石油化学製品を使わない



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