社長の長すぎるプロフィール
大手ハウスメーカーから 定年間近に退職し 独立。
「家造りの主役はだれ?」
・・・と、疑問に感じ。。。
「自分で やろう!」
と独立しました。
代表の履歴書
杉田 勝司。
愛知県豊橋市出身。
現在 ㈱侘蔵をかまえる。
測量設計会社を経て ハウスメーカーに就職。
30年近く設計、営業、支店長、本社、経験ののち現在に至る。
ワイルドな測量会社時代
測量会社時代は 野を越え 山を越え、 川に入り、蛇におびえながら、いろんな所を測量。
はたまた 通常の道路、 道幅、高さ、等を測っている際には 通行人のポイ捨てを見ては叱る始末。
測量の早さなら「自分は、全国一ではないか」と自負するようになる。
同級生で一年先に入っていた先輩に 追いつけ追い越せをめざし
どんどん測量設計の仕事が早く 先輩が1つこなす間にも 自分は3つはこなしているようにはなったが、
なにせ 給与ボーナスは一向に追い越せることはなく。。。
何故 会社のため 自分のために 頑張っているが 評価は年功序列なんだ
・・・と若いながらに疑問に思っていた。
何でもやったハウスメーカー時代
「自分の家を 自分の設計で建てられたらなあ」
・・・という願望もあり、ハウスメーカーに就職を希望する。
木造だの 鉄骨だの それほどのこだわりがないままに 最終的に2社にしぼられた。
1社は展示場に行ってとりあえず営業してと言われる。
設計をしたかったので、それは嫌だと思い もう一社のハウスメーカーへ。
これが人生の大きな起点となるとは その当時は 思いもせず・・・。
その会社の創業者の考え、実力主義、に共感をし 入社。
そこからは 実力主義を生かせると一生懸命。 お客様 会社の為 自分自身の向上に尽力を注ぐ。
全国にある支店だったので、主に中部東海エリアの支店を担当した。
仕事内容は
- 設計
- 営業
- 支店長
・・・と、色々な立場で経験できた。
今に繋がる設計時代
設計時代は 受注を取ってきたサポートとしても 営業にも口を出す設計主任、設計課長。
お客様の使い勝手、有効スペースを考えたら これじゃなく こういう提案もお話してあげるべきだ!と。
営業に一緒に同行し、営業より 熱くプランの説明、お客様の要望の聞きだし、現在の住まい方をおしえて頂き、
通常なら会社に持ち帰り後日プラン提出も、
その場で ササッと書き プラン変更。(お客様には好評でした)
遠州三河の風と、名古屋のスピード、そして自然
設計時代は 豊橋 ~ 岐阜など さまざまな支店に在住していたため
生活も 遠州三河の風が強い地域の生活も経験。
名古屋 岐阜では
人口の多さ 人々の歩く速度 積雪地域 風
・・・などを感じながらの生活も経験。
四季折々の生活を肌で感じながらも お客様の要望の取り入れる事にも役立っています。
部下もたくさんでき 指導したり 営業同行したり
どうお客様の生活に寄り添うことが出来るかを
皆で考えた楽しい時代でもありました。
時代は変わり 店長がえらいのか 営業が強いのか 設計が強いのか
なんだか会社のやり方にやりがいと悔しさを行ったり来たり。
そんな中 会社から
「扱いにくい社員だなあ、 営業をやらせれば やめるだろう」
と 安易な扱いをうけ、営業をやってみる事になる。
はたまた 良くも悪くも そうとなれば やってやる精神が ふつふつと。
結果 全国No1営業を2回もとるという 会社にとっても 良かったような悪かったような。。。
成績優秀を認められ支店長に
成績優秀を認められ 会社、支店の発展、社員教育の意味でも 支店長に。
士気を高めるも 熱すぎる支店長についていけない社員もいたとかいないとか。。。
社員同行の際には いろいろ語るも若者には おじさんの説教にしか聞こえない事も。
それでも 支店社員には 感謝の声もいくつか。
◆育ててくれた
◆一緒の目線になってくれアドバイスくれた
◆支店長のおかげで結婚できました
等々。
東京本社、そして独立へ・・・
そして 東京本社に移動となり、お客様 業者さんからにも
東京に行かないで!
惜しまれる声も聞こえるような聞こえないような。
東京では、戸建とは違った部署で 力量を発揮する。
東海三河地域とは また違う風を味わい 自分自身を向上しつつも どこかに満足しきれていない自分が。
人口の多い都心での 人の空気感 臨場感 土地柄 要望 目の当たりにして
自分の引出しを広げる事に尽力を注ぐ。
定年を目の前にして、人生を過ごすことも 考えました。
今からやってもという不安も少なからずありました。(でも少しです)
やるからにはという 考えのタイプなので、前ばかり向いていました。
(たまには後ろを振り向け!と怒られる時もあります)
でも まだまだ現役という気持ちと やはり 何より
今の住宅事情は おかしいという疑念がなくせませんでした。
後悔しない家つくり 失敗しない家つくり
本来の住宅造りは? そこに住む人の優先度は?
使いやすさ、便利さの提案は?
何故?誰の?どんなふうに?を きちんと形にしてあげれるのは・・・。
誰に頼むでもない 自分がその部分に寄り添ってあげないと 住む人のいい家には ならない。
測量も出来、図面も書き、床にももぐり、トンカンもやり 営業もでき と
会社に入って 上司とあちゃあちゃやるよりも
よし!自分でやろう!!
で 現在に至ります。
でも ただ建てるだけの工務店にはなりたくなかった。
だからこそ ハウジングコンシェルジュ をつけています。
そこからでないと いい家は出来ないと思っています。